2025/9/3

近日、盲ろう者の方に講師となっていただき、「合理的配慮を当事者の視点から学ぶ」という研修会を予定しています。

これまで、権利擁護活動として、法律相談会や学習会などを通じて、盲ろう者の方と接することはありました。
また、疑似体験会で、ヘッドホンやアイマスクを装着して、盲ろう者の方の日常生活を疑似体験することや、「おしゃべり会」と題して、法律以外の話題でざっくばらんにお話をする機会を設けるなど、少しでも理解を深める取り組みを行ってきました。

この度は、盲ろう者の方に講師となっていただき、日常生活についてのご講演をいただきます。
幸いにも、多くの弁護士の方に関心をもっていただけているようです。

研修会に向けた打ち合わせなどにおいても、例えば、打ち合わせ自体に関する当事者の負担など、我々弁護士側の配慮がまだまだ至らぬ点があり、「合理的配慮」とは何かを考えさせられることになりました。

当日の研修会でも、学ばせていただきたいと思います。

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