現在、私は、弁護士会で高齢者や障がい者の権利擁護の委員会に所属しております。
これまで、手話言語条例制定の関係で、視覚と聴覚に障がいのある盲ろう者の支援に取り組んで参りました。これまで、弁護士側が講演をさせていただくことが多かったのですが、今年は、盲ろう者の方に日常の困りごとなどをご講演いただこうと企画しております。
東京都の支援団体の方と企画を調整しているのですが、まだまだ配慮が足りず、お叱りを受けることもあります。
ただ、お互いが言いたいことを本音で言い合える関係でなければ、より良い企画にはならない、それは、制度やルールでも同じなのだろうと思うところです。
弁護士にとっても、「合理的配慮」は、日々勉強なのです。