2025/3/19

先日、東京三会(東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会)からの推薦ということで、東京都、特別区、八王子市及び町田市の職員の方向けの研修を担当させていただきました。

民法、商法、会社法、さらには、商業登記も含めて3時間で説明するというもので、それぞれの法分野が3時間ではとても終わらない内容であるため、なかなかハードな案件でありました。
加えて、ハイブリット形式で、対面とオンライン合わせて100名くらいの方が受講されていたので、両方に気を配ることも大変な作業ではありました。

ただ、こうした機会でも無い限り、改めて、基礎となる法律を見直す機会が無いことから、準備を含め、大変勉強になりました。

特に、自治体の現場でご苦労をされている方々から、法の適用ないし執行に関するお話を伺う貴重な機会でもありました。
現場のプロフェッショナルが抱える疑問や問題点が出てきましたが、現場の方が悩むくらいですから、私程度で簡単に答えを出せるものではありません。
しかし、参加者全体で議論をしていく中で、様々な意見が出されたことで、受講者の方も、何より私自身もいろいろな気付きがあったかと思います。

最近は、法科大学院教育の総括がなされ、ロースクールは、無理やり「ソクラテス・メソッド」(双方向・多方向講義)を実施しようとして、失敗したなんてことが言われます。
まぁ、確かに、教授が求める答えを言うだけの「なんちゃって、ソクラテス」よりも、講義の方が効率が良い面はあるでしょう。
とはいえ、今回の研修のような議論が行われるのであれば、ソクラテス・メソッド(大学業界では、「アクティブ・ラーニング」と言われるようです。)も悪くないな、と思った次第です。

受講者の皆さまや準備や運営にあたってくださった都職員の方に御礼を申し上げます。

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