来月、2月16日に計算社会科学会が開催する「第4回計算社会科学会大会(CSSJ2025)」で口頭発表を行う予定です。
そもそも、計算社会科学とは、人間の相互関係によって成り立つ社会をデータに基づいて解明していく学問です(鳥海不二夫編『計算社会科学入門』丸善出版, はしがき)。
筑波大学のMBAで当該学問領域の存在を知り、現在、大学院の方でも当該領域を学ばせていただいております。
私のようなアナログ人間にとっても、「何か、ワクワクする」領域であります。
今回の口頭発表では、昨年、2024年に民事判決情報データベース化検討会より報告書が提出され、注目される民事裁判情報のデータベース化に関するお話になります。
このデータベース化により、先例性や重要な一部の判決(1年間で約2万件)しか公開されていなかったところ、今後、全ての民事判決(1年間に約20万件)が公開されることになるということです。
とりわけ、私のような、法学に凝り固まった頭の者がデータを分析するのではなく、様々な領域の方と一緒にデータを分析ことにより、新たな発見や知見がもたらされる可能性を秘めているように思われます。
私もこの大会で、視野を広げてこようと思います。